Qoo10の海外販売機能(QExpress)で煩雑な手続きを省略できる。

Qoo10とは?

Qoo10(キューテン)は、もともと韓国の大手ネット通販業者Gmarketを前身とする米eBayの日本におけるネット通販業者です。

誕生は2000年と比較的初期のころから運営を行っている企業であり、わずか10年後の2010年には海外展開を行うほどの規模に達していました。

日本には2010年ジオシス合同会社を設立し、同年にはシンガポールにも進出しています。

その時期にアメリカの大手通販サイトであるeBayの傘下となり、ジオシスグループとして現在はシンガポールを始めインドネシア、マレーシア、中国、香港にも進出しています。

また、eBay傘下になってからは日本法人の名称がQoo10となり、現在は日本国内第4位の通販サイトに成長しているのが特徴です。

そして、日本法人のみeBayの直接傘下というやや複雑な変遷となっています。

日本の楽天以上に海外進出を積極的に行っているため越境ECに適した業者として日本での越境ECを行うのに適した通販サイトと言えます。

また、海外向けサイトの在庫を自動連動させたり、出品から配送業務までの一切をサポートしてくれるので越境ECを検討している方にとって敷居の低い業者と言う見方も出来ます。

具体的には海外のサイトへの各種出品登録・設定は不要というだけでなく、海外への発送はQoo10が対応し、送料などを設定する必要もないという点は強みです。

また、海外の消費者から注文があった場合、即日、倉庫から発送される仕組みを持っているので、出品者が倉庫を確保したり、海外へ送付する手続きを踏む必要がないというのも便利と言えます

これらのサポートによって、海外への越境ECの支障となる決済、配送、翻訳(主な言語に対して自動翻訳のサポート)という手間が大幅に軽減されるというメリットもあります。

Qoo10を使った越境ECの方法

このように越境ECが行いやすく、気軽に海外の消費者に日本国内の商品を販売できるQoo10の利用方法についてお話ししていきます。

Qoo10は国内向けの商品販売もできますが、海外販売機能(QExpress)によって越境ECも可能です。

海外販売機能(QExpress)

これはとても簡単でQoo10に出店し、海外販売の機能を追加するだけで海外向けにもECができます。

もし、海外の消費者から注文が入った場合も国内の消費者の時と同じく、Qoo10が指定する日本国内の倉庫に発送するだけで完了です。

あとはその倉庫から、各国向けにQoo10が発送を行っていく仕組みなので、越境ECと言っても特別大きな手続きや海外向けの発送業務を行うことなく、国内向けの発送と同じ感覚で越境ECを行うことが可能なのです。

店舗から注文者までEMS

確かに楽天をはじめ、様々な通販サイトでも越境ECのサポートは行われています。

しかし、これらは商品の販売が成立した際には、店舗から注文者までEMS(Express Mail Service、国際スピード郵便、30キロまでの荷物を発送できる)などの手続きを行い自前で発送する必要があります。

こういった手続きはかなりのエネルギーを使うことも少なくないため、一括で行ってくれるQoo10は大きなメリットがあると言えます。

Qoo10を使った越境ECのメリットや注意点

Qoo10のメリットは手軽に越境ECができるだけでなく、月額費がかからない、女性の需要がある、広告コストが少なくて済むと言ったものがあります。

月額費用がかからない。

月額費用がかからないというのは大きなメリットです。

海外は日本よりも需要が多いといっても、注文がほとんど入らないことも少なくありません。

そんな時に毎月固定費として利用料を徴収されると赤字になりかねないのです。そんなリスクはQoo10にはなく、注文が発生しなかった月は手数料を徴収されることがありません。

女性の需要がある。

女性の需要があるというのメリットです。Qoo10は海外の女性に需要があると言われており、実際に多くの女性からの注文が入ります。

そのため、通販需要の旺盛な女性向けの商品展開でうまく軌道に乗れば大きな利益を手にすることが可能です。

広告コスト

広告コストも少なくて済みます。

広告費はネット通販であっても非常に高額なものとなることがあり、経営の圧迫になることも多いです。

しかし、Qoo10は数千円程度で広告を行うことも出来るため、広告費によるコスト圧迫を受けるというリスクも少なく、かなり思い切って広告を打つことも出来ます。

国内向けの通販サイトとしては弱い

それは国内向けの通販サイトとして見た場合楽天やアマゾンよりも弱いという点です。

確かにヤフーショッピングに肉薄しているという情報もありますが、それでも国内の2強にはなかなか勝てないという現状があります。

そういった意味で、国内向けではなく、越境EC向けと割り切って展開することをおススメします。

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