中国越境ECについての基礎知識

近年東アジアで最も勢いがあり、経済成長著しい国が中華人民共和国、中国です。

この中国との商取引もかつては様々な制約がありましたが、インターネットの普及により簡単に国境を越えた取引ができるようになり、そうした生まれた電子商取引(EC、ネット通販などの売買とりひきのこと)は非常に活発になっています。

今回、この中国との商取引の一つである中国越境ECについてその基礎知識を解説していきます。

この記事を読めばきっと中国越境ECの基礎知識について拡充することが可能です。

そもそも越境ECとは

まず中国越境ECについてお話する前に越境ECとは何なのかについてお話しします。
端的に言うと、国際的なインターネット通販です。

厳密には異なる部分もありますが、例えば中国の通販サイト(アリババなど)から日本人が物を買ったり、また日本の通販サイトが中国人向けに物を売ったりすることを言います。

冒頭でもお話した通り、越境(国境を越えた)による電子商取引のことを指し、クロスボーダートレード(CBT)とも呼ばれることがある取引手法です。

この取引、日本のインターネット通販を中国向けに、また中国のインターネット通販が日本向けに行うことを中国越境ECと言います。

今回、前者の話題を中心に基礎知識を紹介します。

中国越境ECの市場規模

基礎知識として、中国越境ECのポテンシャルを紹介します。
市場規模は日本の比ではなく、米ゴールドマン・サックス社は2020年に1兆7000億米ドル(約185兆円)になると予測しており、このうちの一部が日本からの越境ECとなれば、相当の売り上げが期待できます。

中国越境ECを行うにあたっての基礎的なポイント

発想と決済

中国越境ECを行うことにあたっての基礎的なポイントとして、発送と決済について触れていきます。

まず発送ですが、日本から国際郵便で直送するという手段、上海や広州といった特別区に商品をストックさせておき、そこから発送するという手段があります。

前者は気軽に利用できますが、税関の状況によって到着日数が変わる点や発送単価が高くなるというのがデメリットですし、後者は発送がスピーディーで安価に発送できるのですが、在庫のストック管理の手間や保管費などのコストが発生するデメリットがあります。

決済方法

次に決済方法ですが、中国ではクレジットカードの普及率が低く、また偽造のカードで決済されてしまうというリスクもあります。

そのためクレジットカード決済は難しいのが現状です。

しかし、その代わりとしてアリペイなどのいわゆるQRコード決済によってキャッシュレスで支払いが普及しているのでそういったものに対応することが重要です。

中国越境ECの始め方の基礎

このような状況を知っていても、いざ中国越境ECを始めるにあたって具体的にどのようなものを利用する必要があるのかについて説明します。

主に3つあります。

海外販売機能

1つは海外販売機能で、国内インターネットショッピングモール(アマゾンや楽天、Qoo10※eBayが日本で展開するサービス)で中国向けに出品する機能を使います。

これは利用申請を行うだけで気軽に利用できるというメリットがあります。ただし、手数料がかかることもあるので注意が必要です。

Webサイトの構築

2つ目は自前のWebサイトを構築です。

これは最初にイメージされる方が少なくありませんが、柔軟にサイト構築をすることができるメリットが非常に大きいものの、中国の商習慣や制度などを熟知する必要があるため、もっとも敷居の高い手段です。

代行業者のサポート

3つ目は代行業者のサポートを受けるというものです。

いくらネット上で管理ができるようになったと言っても越境しての取引は煩雑なことも少なくありません。

そういったものを代行する業者が多く存在します。

おもにそういった業者は中国の大手インターネット通販サイトへの出品をサポートしてくれます。

例えば日本のアマゾンに中国の業者が出店するのを助けてくれる業者の逆と言えばイメージしやすいです。

様々なサービスを利用

中国を相手に越境ECを行うと思うと非常に困難に思えるかもしれません。
しかし、様々なサービスを利用すれば想像以上の容易さで巨大市場にアクセスできます。
基礎知識を知ったうえで、自分でも少しずつ挑戦してみることをおすすめします。

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